令和4年3月6日 古箕輪地車修理入魂式
令和4年3月6日は河内長野市三日市で片添の搬入を見た後、中新開に少し寄って、3か所目に古箕輪に行きました。10時45分まで式典でそれが終わるまで一般の人は境内に入れないということで、お披露目曳行の時間に合わせて行きました。
ちょうど10時45分に古箕輪八幡宮に到着しました。式典は終わっているようで一般の人も境内に入っていました。
お披露目曳行出発まで時間がないので、急いで地車を撮影しました。
今回、大屋根の獅噛と懸魚と桁隠しを担当したのが「木彫 古澤」。今回の彫刻責任者が古澤氏です。
大屋根 獅噛
大屋根 懸魚
非常に繊細でかつ躍動感のある彫り物です。さすが古澤氏です。若手ではトップクラスと思います。
11時頃、お披露目曳行が始まりました。綺麗になっただんじりで初めて神社の坂を下ります。
坂を下った後はバックで道路へ出てきます。
小屋根の獅噛、懸魚、桁隠しも大屋根同様彫り替えられたようです。こちらは「木彫 松田」の松田氏が彫られたそうです。
古澤氏とは同門弟弟子の関係だそうです。お二人とも名門黒田一門の山本仲伸氏に師事していました。
今回のお披露目曳行はドローンでも撮影するようです。街中でもドローンは飛ばせるんですね?
綺麗になった地車が道路に出てきました。
最初の交差点です。
女性陣が周りで盛り上げています。
男達は大きなだんじりの後ろを持ち上げ
必死にだんじりを回します。
4回くらい回りました。
だんじりを進行方向に向け、後ろを降ろしました。
待ちに待った、だんじりシーズン到来ということで多くのギャラリーが見物にかけつけていました。そういう私も古箕輪のだんじりの曳行を見るのは初めてです。
少し早いリズムの天神囃子。だんじりの前で団扇をふりながら跳ねる女性陣、とっても楽しそうでした。初めて曳行を見ましたが、いい雰囲気だなぁと思いました。
農協前で大阪締めをして盛り上がっていました。役員の方々も楽しそうな表情をしてたのが印象的でした。
農協を出発した後は2つに分かれた道の右側へと入っていきました。
彫り物責任者の古澤氏。散髪して決めてますね。
神戸では屋根の上でハタキを持ったりしますが、この辺りでもハタキのようなものを持っていました。
北河内型のだんじりです。大きいですよね。前方は体重をかけるので私のように重い方が役に立つかも。
八尾枚方線へ出てきました。
少し南下して王将のところで曲がりました。
ちょっと曇ってきました。今にも雨が降りそうでした。
ここまで見て私は、再び片添のほうに戻りました。関係者の皆様お疲れ様でした。これからも町の宝を大切に、伝統を後世へ引き継いでいってください。