令和3年8月7日 池尻町日帰りメンテナンス(後編)
前編に引き続き後編です。
昼休みが終わり、午後からは池尻町十五人組の幹部が呼ばれました。今回の修理で後ろに、たかりバーを付けるようです。その取り付け位置を確認するために呼ばれました。
木鼻の位置の修正が終わったので枡組が載せられました。
大屋根の破風の部分、よく当ててしまうので傷を治すためにカンナをかけていました。
金具を持ってくるよう息子が呼びつけられました。
大工方えーちゃん。新調時には大工方は引退してたかな?
大屋根を取り付けます。
3人で屋根を支え、位置を整えています。
きっちりはまりました。
一方こちらでは、日曜大工のN氏と彫刻師泣かせのU氏が作業をしていました。
今回、金網以外も金具は仙徳メッキになりました。
欄干上部の金具も
木鼻の位置が下がったので、それにあわせて幕の紐をかける金具の位置も下げられました。
今度は池尻町若頭もやってきました。髪の毛の長い人と髪の毛の薄い人がやってきました。
旗差も千徳メッキ
15時半頃、作業が終わったので、搬出に備えて、だんじりを前に出しました。
今回の修理で隠れキャラとして蝉が取り付けられました?!さすが彫師泣かせのU氏。もの凄いリアルです。まるで本物(冗談)です。
やりまわしが綺麗に成功した時に蝉がとまってたら、箱棟の後ろに蝉を彫らないといけませんね。蝉伝説。あれっ、ちょっと違いますね。
そうこうしているうちにブロアーで吹いたら飛んで行ってしまいました。
千徳メッキの曳綱環
木鼻の位置が2センチくらい下がりましたがわかりますか?「わかんねぇだろうなぁ!」という昔のギャグさせ死後なんでしょうね。
だんじりを積み込みます。
結構な速度でグングンと進みました。
あっという間に積み込み完了!
積み込まれてるからこそ撮りやすい角度で撮ってみました。
16時半過ぎに大下工務店を出発しました。
17時少し前に帰町しました。
みんなで協力して押しています。
千徳メッキの金具です。後日取り付け予定です。
ジャッキーでだんじりの後ろを持ち上げます。
回転させるようにだんじりを押して
小屋方向に向けます。
後ろからウインチで引っ張ります。
ウインチで引っ張りあげていますが、少しセンターからずれています。
声をあわせて、アザをとりながら向きを微調整しました。
最後に箱棟を取り付け、1日メンテナンスが終了しました。
みんなで力を合わせて、祭りができるよう頑張っていきましょう。