宮彫り龍:拝殿向拝中備
中殿の左右の花頭窓の周縁
内陣軒組物
腰隅持送
内陣の須弥壇前の木鼻
彫工:大正から昭和時代の東京周辺の名工
所在地:東京都葛飾区柴又7-10-3
京成線「柴又駅」下車。徒歩3分。
↓帝釈天で見つけた龍いろいろ
↓二天門
↓帝釈堂
↓彫物ギャラリー入り口付近
16代日済の発案により内陣外側胴羽目10面に法華経の説話を施すことになった。じつは内陣の胴羽目以外の彫り物は、四代目武志伊八郎信明(高石仙蔵)が内殿の内部の彫物、外側胴羽目以外の彫物を手がけ、胴羽目も手がけようとしていた。しかし仙蔵は伝染病で明治41年に逝去。そこで加藤寅之助が「法師守護の図」を完成したが、寅之助は次を手がけるのではなく、自身の提案によって残りの9面を東京周辺在住の名人彫師に依頼することが決まった。(「寺社の装飾彫刻ガイド 百龍めぐり」より引用)
↓塔供養の図(金子光清 作)
↓三車火宅の図(木嶋江運 作)
↓慈雨等潤の図(石川信光 作)
↓法師修行の図(横谷光一 作)
↓多宝塔出現の図(石川銀次朗 作)
↓千載給仕の図(加府藤正一 作)
↓龍女成佛の図(山本一芳)
↓病即消滅の図(今関光次 作)
↓常不軽菩薩受難の図・法華経功徳の図(小林直光 作)
↓法師守護の図(加藤寅之助 作)
↓鴛鴦、椿と水仙(冬)
↓家鴨、芭蕉と芙蓉(夏)
↓雁、葦(秋)
↓鴨、菊と薄(秋)
↓海燕と鷗、小菊(夏)
↓箆鷺、花菖蒲(春)
↓鸊鷉、梅(冬)
↓白鷺、樫(秋)
↓鵜と翡翠、猫柳(夏)
↓雲雀と鴫、蓮華と沢鷹(夏)