令和2年12月13日 祭写楽散歩 Vol.32(鹿沼市 屋台のまち中央公園編)
令和2年12月13日は鹿沼市の寺社仏閣巡りをしてきました。せっかく鹿沼市に行ったので、ついでに鹿沼の屋台を見てきました。当日は常設展示されている3か所を巡りましたが、今回はまず最初に訪れた屋台のまち中央公園の3台をご紹介したいと思います。
ユネスコの無形文化遺産になってるんですよね。今年はコロナ、昨年は台風で2年祭りをしてないそうです。
屋台のまち中央公園では久保町、銀座一丁目、銀座二丁目の3台の屋台が常設展示されています。
まずは行ってすぐ目につくのがこの大きな龍の彫刻。鹿沼の彫刻屋台の彫刻を数多く手掛けた名匠の彫工、黒崎嘉門氏の作品だそうです。
龍の顔をアップでどうぞ!
そして常設展示されているのがこちらの3台
入口手前から1台目が銀座一丁目。白木彫刻黒漆塗屋台/建造:文化十一年
彫師:磯辺儀左衛門凡龍斎信秀
この鬼板や懸魚の彫刻の凄いこと凄いこと。「えぐぅ」「えげつなぁ」
だんじりで言うとこの土呂幕部分の彫り物は龍でした。
屋根は1つ。横から見ても彫り物のオバケですね。
脇障子:鷲と猿
真ん中が久保町。こちらは彩色彫刻黒漆塗屋台/建造:文化十年
鬼板・懸魚の二頭の龍は一本彫りで破風板と一体となっています。
こちらも彫り物のオバケですね。
彫刻工程の資料も展示されていました。
右端が銀座二丁目。こちらは白木彫刻白木造屋台/建造:安政四年
彫刻:後藤音次郎棟梁の下で後藤一門などが手掛け、車体は大工茂八が製作、江戸時代に製作された屋台では唯一、柱飾り彫刻のついた屋台。
鬼板の彫り物のボリューム感がハンパないですね。
横から見てもすごい。ほんまエグい
コマの展示もありましたので、コマフェチの人も楽しめそうです。
凄い彫り物が目の保養になりました。しかし残念なことはガラス越しなので綺麗に撮れなかったことです。残りの2か所「文化活動交流館」と「木のふるさと伝統工芸館」はガラス越しではなく、直接撮影していますので綺麗に撮れてますのでご期待ください。