令和5年3月19日 野代地車見学会
令和5年3月19日は仕事が忙しくて南河内へは行けなかったのですが、昼休みを利用して野代の見学会へ行ってきました。彫り物マニア垂涎の網無しすっぽんぽん状態でした。
まずは正面姿見から
地車製作:(有)隆匠 棟梁/田中隆治
彫刻製作:木彫山本/山本仲伸
いつものように大屋根廻りから(向きは正面からだんじりに向かって左右)
↓車板:梅林で佇む道真公
↑枡合正面:大鳥大社白鳥伝説
↓二重枡合 左面:神功皇后 新羅遠征
↑枡合 左面:武御雷神の鯰退治
「地震を起こし民を困らせていた大鯰にタケミカズチノカミが神力のこもった要石を大鯰の脳天に打ち付ける」場面だそうです。(「木彫山本さんのTwitterから引用」)
だんじり彫刻で初めて見たのですが、ねぶたの題材としてはよく使われているようです。
↓二重枡合 右面:厩戸皇子 法隆寺建立
↑枡合 右面:神功皇后 縁起老翁
↓番号持ち:日本武尊(野火の難)
腰廻りです。
↓縁葛 正面:忠臣蔵・南部坂雪の別れ
↓大連子 正面:本能寺の変
↓小連子 正面:宮本武蔵・巌流島の決闘
↓土呂幕 正面:大坂夏の陣・天王寺口の戦い
↓縁葛 左面:忠臣蔵・清水一学の奮戦
↓大連子 左面:山崎の戦い
↓小連子 左面:宮本武蔵・一乗寺下り松の決闘
↓土呂幕 左面:大坂夏の陣・若江の戦い
↓縁葛 右面:忠臣蔵・両国橋引上げ
↓大連子 右面:賤ヶ岳の合戦
↓小連子 右面:宮本武蔵・宍戸梅軒との決闘
↓土呂幕 右面:大坂夏の陣・道明寺の戦い
↓松良 左:長篠の戦
↓松良 右:姉川の戦い
↓妻板:菅原道真・龍と現る
↓脇障子 竹の節:鳳凰
後ろに廻ってみます。(以下向きは後ろからだんじりに向かって左右)
↓懸魚:かぐや姫月に帰る
↓枡合 正面:日本武尊と乙事主の対決
↓枡合 左面:白面金毛九尾の狐
↓枡合 右面:獅子に跨り鬼を討つ鐘馗
↓鐘馗様をもう少しアップで
↓摺り出鼻 右:飛龍(阿)
↓摺り出鼻 左:飛龍(吽)
見送り廻り
↓見送り:木津川口の戦い(織田軍対毛利軍)
↓イルカをアップで
後ろ腰廻り
↓後ろ連子 正面:加藤清正の虎退治
↓虎をドアップで
↓後ろ連子 左面:岩見重太郎の狒々退治
↓狒々をドアップで
↓後ろ連子 右面:石川五右衛門の釜茹で
↓半松良 左:羅刹天
↓半松良 右:温羅
当日は前に予定が入っていたため40分ほどしか撮影できませんでしたが、何とか一通り撮影することができました。このような撮影機会を設けていただいた関係者の皆様ありがとうございました。