令和4年8月28日『古箕輪ほたえ』

令和4年8月28日の午後は東大阪市の古箕輪へ行ってきました。
15時過ぎに現地に到着し、19時まで古箕輪公園でその様子を見させていただきました。

会場には町の宝のだんじりが据えられていました。

そして多彩な特別ゲストの面々です。

今回の大改修で小屋根の獅噛、懸魚、桁隠しを担当された「木彫 松田」の松田氏が実演をしていました。

その隣では今回の大改修を担当された藤本工務店のお二方が実演をしていました。

会場では川忠さんの木札販売や採算を度外視した全国ご当地ジュースの販売もありました。私はメロンジュースを買わせていただきました。

木彫古澤のコーナーでは子供たちが獅噛みの塗り絵を楽しんでいました。

古澤師

大屋根の獅噛と懸魚と桁隠しを担当したのが「木彫 古澤」。今回の彫刻責任者が古澤氏です。

獅噛

懸魚:鳳凰

左桁隠:応龍

右桁隠:応龍

だんだんと人が増えてきたようです。

松田師が実演で彫っていたのはこの人の表札だそうです。製作中のよそのだんじりの彫り物を公開するわけにはいきませんからね。

最近よくあちこちでお見掛けします。ひょっとしたら以前から会ってたのかもしれませんが入魂式で顔を覚えたからそう思うのかもしれません。

16時、畑山町青年団による鳴り物が始まりました。ここは東大阪なので泉州の鳴り物を初めて聴いた人もいると思います。

この頃になるとさらに人が増えてきました。

だんじりの前で記念撮影していました。

鳴り物係のメンバもだんじりの前に乗り記念撮影をしました。

お互いいい刺激になると思うので異文化交流もなかなか面白いと思いました。祭り関係の人脈も広がりますしね。

17時過ぎ、藤本工務店さんのブースで作成していたものが完成しました。取り替えただんじりの部材を利用して鉦を吊る枠ができました。

古箕輪のメンバがお囃子を披露しました。子供たちも興味深々の様子で聴き入ってました。

そして18時、ビンゴ大会が始まりました。

私は肉が気になって、写真が少ない目です。残念、あたらず。

18時40分過ぎ、雁屋と古箕輪の合同担ぎ上げが始まりました。

花火が打ち上げられています。花火撮影に慣れてないので花火を撮ってる人を撮ってみました。みなさんスマホで必死に撮影していました。

最後は古箕輪のメンバだけでほたえました。

祭り離れが進む現代において、今後も伝統文化である「だんじり祭り」を引き継いでいくためにどうすればいいのか。何が正解かはわかりませんが、「蒔かぬ種は生えぬ」。考えて行動することが大事ですよね。口では簡単に言えても、なかなか実際行動に移すことは難しいと思います。それを実践されたことは非常に素晴らしいことだと思いました。そして関係者の努力の結果が、この日公園を訪れた人数が800人を越えたという数字に現れているのだと思います。この日蒔いた種から、きっとたくさん花が咲くことでしょう。本当にお疲れ様でした。

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