令和7年12月21日 大町初代地車見学会
令和7年12月21日に初代大町地車の金網なしの見学会が開催されました。金網を外してくれて感謝!

一通りの撮影が昼前に終わり、引き上げようとしたところ金綱を外そうということになり、再度姿見を撮り直ししました。しかも姿見にこだわるマニアは車止めさえ写ることを望まず、車止めは後ろ側に。以下向きは正面からだんじりに向かって左右

化粧なしのドすっぴんになりました。左斜め前から

右斜め前から

下からあおってみました。

左平下から

右平下から

大屋根枡合正面

大屋根枡合左面

大屋根枡合右面

腰廻り正面
土呂幕正面は「巴御前の勇姿」

腰廻りは三段。江戸時代後期から明治初期の造りです。
腰廻り左面

腰廻り右面
土呂幕右面は「敦盛を呼び戻す 熊谷次郎直実」

松良 左平

松良左角

松良左正面

松良右平

松良右角

松良右正面

松良は大修理の時に交換されており井尻翠雲 作

後ろに周ってみます。(以下、向きは後ろ正面からだんじりに向かって左右)
見送りは「難波戦記」

大脇に小屋根を支える柱があります。江戸時代から明治時代のだんじりにみられる作りです。
小屋根枡合正面

小屋根左下からあおってみました


小屋根桝合左面

脇障子 左面

見送り下廻り 左面

大脇物見と竹の節 左面

小屋根左下からあおってみました


小屋根桝合左面

脇障子右面

見送り下廻り 左面

大脇物見と竹の節 右面

見送りを後ろ正面から


見送りを左側から


見送りを右側から

大町初代地車
製作:明治10年 岸和田市大町新調
(明治元年と記載の文献もあり)
大工棟梁:大崎 吉造
彫刻師:宮地弥津計(和泉彫)
明治時代に大町新調→昭和31年八尾市の飯田松太郎(大音)に売却→昭和30年代に泉大津市助松町の上林医院が購入し助松町へ寄贈→助松町新調に伴い平成9年に池園町が購入。
最後になりましたが金網なしで拝見させていただきました関係者の皆様ありがとうございました。
