「月刊 木彫古澤」定期購読中
月刊 木彫古澤の2月号が先日手元に来ました。私、年間購読しております(限定200部を確実に手に入れるために)。
各地の冊子、ポスター、カレンダーを収集していますが、新たなコレクションが増えました。

今月号は縁起物でした。

私いわゆる彫り物系マニアではないので細かいことはよくわかりませんが、作者を聞かずともその彫り物を見ただけでなんとなく古澤氏が彫った作品だとわかる気がします。
彫りの細かさとか木目の使い方や彩色でそう感じるのかもしれません。感覚的に古澤氏は上手いと思っています。たくさんの祭人と会話することがありますが、古澤師は上手いという意見をよく聞きます。
この写真集はその古澤師の彫り物を鑑賞することに特化した写真集。文字は必要最低限しかありません。どの部位かという記述さえありません。「とにかく彫り物を見ろ!」という感じでしょうか。

彫刻を思う存分見て欲しいのでパキっとした仕上げになっているそうです。
金網なしでなかなか見ることができないだんじり彫刻を綺麗な写真で見ることができます。(補正と印刷、写真出力にとことんこだわったそうです。)

彫り物のアップの写真が多く、彫り物が非常に見やすいです。
「多くの人にこの素晴らしい彫り物を見て欲しい。この技を未来へ伝えていきたい」
出版者のそいう強い思いが込められた良い写真集だと思います。

多くの人の目にこの本がとまればいいですね。毎号200部限定だそうです。
1月号は3/12時点でまだ少し残りがあるそうですので興味のある方はお早い目に購入されてはいかがでしょうか。

