令和6年9月29日 池尻町地車ブレーキテスト その1
今回の記事は昨日行われた池尻町地車のブレーキテストの様子をお伝えします。
ブレーキテストの前に子供向けに曳き方講習を行いました。
ブレーキテスト前、青年団幹部の打合せ
10時、小屋からだんじりが出されました。
Tシャツの背中には龍の絵そこに「耐雪藤花麗」の文字がありました。
西郷隆盛の漢詩の一部に「耐雪梅花麗(雪に耐えて梅花麗し)」という記載があり「梅の花は寒い冬を耐え忍ぶ事で春に一番麗しく咲く」という意味ですが、おそらくこれをひねって「耐雪藤花麗(雪に耐えて藤花麗し)」としたと思われます。藤の花は春に咲きますが、池尻町青年団は秋祭りで満開を迎えます。
青年団だけでなく後梃子も
大工方も
池尻町の祭人は秋に咲きます。咲かせて見せます藤の花!
いよいよブレーキテスト開始です。
まるでミシュラン
走りだしました。子供も女の子も笑顔満開。だんじりを曳くことが楽しいのです。
カメラ目線の少年
腰を落としてめいっぱい曳く青年団
ブレーキに足を乗せ、この後、ブレーキを踏みました。
ブレーキを踏んだ駒跡が残っています。だんじりは急には停まれない。
後ろさげーよ。
後梃子をきる時はドブに気をつけないといけません。特に写真右のドブは広くて水も流れているので要注意です。ちなみに私、後梃子時代に右の細いドブにはまってしまったことがあります。しかも私がはまった部分だけ水が溜まっていて、ビショビショになり、着替え+お風呂に入るために家に帰ったので、曳行後のバーベキューを食べ損なった苦い記憶があります。
2本目、走る少年。こうして見ると、走る時に両足が地面から浮いているのがよくわかります。
団長が停止の合図を送りました。
よく見ると根本が藤色でした。
後梃子も笑顔
どすこいミシュラン君
3本目
追い役は団扇を手でたたきながら追っています。
ブレーキ係のセンターに乗って踏む人は順次交代していました。
コマ跡
一生懸命はじめ君
青年団はお揃いのTシャツを着ていました。
池尻町では一緒にだんじりを曳いてくれる仲間として青年団を募集しています。お問い合わせは関係者に直接連絡いただくか、池尻町青年団公式インスタグラムにてお問合せください。
「その2」へ続く