令和6年2月18日 西脇組地車虫干し
令和6年2月18日は虫干しで平野郷の西脇組のだんじりが化粧なしで見れるということで撮影に行ってきました。いつも平野郷の祭りで見ていますが祭りの時はだんじりに化粧をしていますので彫り物が良く見えないのでこういう機会はありがたいです。ちなみに2/11,17と平野で飲んでましたのでこの8日間で3回目の平野訪問になります。
製作年:安政3年(1856年)
製作:住吉大佐(11代目) 川崎仙之助
彫師:服部清七(彫清)
大修理:大正10年(1921年) 住吉大佐
平成2年(1990年) 河合工務店
令和2年(2020年) 大下工務店
まずは大屋根廻りから(以下向きは正面からだんじりに向かって左右)
↓獅噛
↓懸魚:朱雀
↑車板:宝珠を掴む青龍
隣懸魚 右:麒麟(阿)
隣懸魚 左:麒麟(吽)
↓枡合 右:青龍(阿)
↓枡合 左:青龍(吽)
↓天蓋:朱雀
↓火燈窓:松に夫婦親子の鶴
↓木鼻 右後:阿吽の獅子(阿)
↓木鼻 左後:阿吽の獅子(吽)
↓脇障子 右:庚申の猿
↓脇障子 左:庚申の猿
後ろに廻ってみます。(以降は後ろからだんじりに向かって左右)
↓小屋根飾目:牡丹に唐獅子
↓拝懸魚:珠取り唐獅子
↓隣懸魚 右:唐獅子(阿)
↓隣懸魚 左:唐獅子(吽)
↓車板:朱雀
↑見送り三枚板 後正面:源頼朝 富士の巻狩り
↓枡合 右:麒麟(吽)
↑見送り三枚板 右面:仁田四郎忠常の猪退治
↓枡合 左:麒麟(阿)
↑見送り三枚板 左面:馬に跨り弓を放つ源頼家とそれを見届ける梶原平冶景高
↓勾欄:井出の狩場の賑わい、競演の場面(正面は撮り漏らしたようです。右手前から反時計周りに)
↓土呂幕 正面:富士の巻狩り
↓土呂幕 右前:和田義盛の先導太鼓
↓土呂幕 右後:追われる猿と兎
↓土呂幕 後正面:馬に跨る工藤庄司景光
↓土呂幕 左後:逃げる狐と鼬
↓土呂幕 左前:愛甲三郎季隆の猪追い
西脇組の関係者の皆様、見学させていただきありがとうございました。また祭りでもよろしくお願いします。