令和5年12月10日 馬場之町餅つき with だんじり

令和5年12月10日は和泉市の馬場之町で餅つきがり、だんじりが見れるということで行ってきました。

私は10時頃に行ったのですが、既に小屋前の御館山公園にだんじりは移動しており、餅つきも始まっていました。子供たちがだんじりの屋根に乗ったり、鳴り物をしたりしてだんじりで遊んでいました。

しばらくすると、後梃子を組の若手?青年団?が持ち、遊び始めました。

「子供乗ってるから、激しくするなよ」と声がかかってましたが

後梃子をきったタイミングでこけてしまった人が数名いました。

楽しそうですよね。

子供もその様子を真剣に見ていました。

その様子に合わせて団扇をふりまわしていました。

途中からは大工方の真似のようになりました。

やりまわしをイメージしているのか決めのポーズ

突然、女の子が撮ってと

だんじりの前でもう1枚。たぶんこの子、私のこと知らないと思うのですがここにたどり着けるのでしょうか?

公園にはたくさんの子供たちが集まっていました。

餅つきにだんじりを出す意義なんですが、私は以下のように思っています。
だんじり祭りは地域に根差した伝統文化であり、地域のコミュニティ形成において重要な役割を果たしていて後世へ継承していくべきものだと思っています。だんじり祭りを後世に継承していくためには後継者の育成が必要でそのための1つの手段として、餅つきなどのイベントに抱き合わせてだんじりを出すことは有効なことだと思っています。
後継者育成のプロセスとして
1.だんじりの存在を知らない人に知ってもらう(こんだけ派手なので地元に住んでいて知らない人はほとんどいないでしょうけど)
2.だんじりに興味を持ってもらう
3.だんじりを好きになってもらう
4.だんじり祭りに参加してもらう
というステップがあり、
だんじりを出すことにより人目に触れる機会が増える。上記1をクリア、だんじりが目につくこと、そこに人が集まって楽しそうにしていることで上記2をクリア、屋根に乗ったり、鳴り物をしたり楽しいと思う体験をしてもらうことにより上記3をクリア。そしてその結果として4に繋がるのだと思っています。だんじりを出す目的はそこにあると思っています。だんじり祭りの参加者が減ってきている現代において祭りを後世に引継ぐには努力が必要になってきており、他にもいろいろ方法はあるかと思いますので、そういった取り組みを見たらまたブログでご紹介していきたいと思っています。ちょっと理屈っぽくなりましたが私が最近思っていることを書かせていただきました。

ここからは馬場之町のだんじりの彫り物をご紹介します。

いつものように大屋根廻りから(向きはだんじりに向かって左右)

↓懸魚:波涛 奥に御来光

↓隅出 前左:青龍

↓隅出 前右:玄武

↓枡合正面:國府清水

↓枡合左面:天乃巌戸

↓枡合右面:国譲り

 

↓木鼻 左:阿吽の獅子(吽)

 

↓木鼻 右:阿吽の獅子(阿)

↓番号持ち:勝手明神

番号持ちをドアップで

後ろに廻ってみます。小屋根廻りです。(向きは後ろからだんじりに向かって左右)

 

↓懸魚:波涛 奥に素戔嗚尊大蛇退治

 

↓車板:司馬温公瓶割り

 

↓枡合正面:神功皇后 御凱陣

 

↓枡合左面:日本武尊 伊吹

↓枡合右面:五瀬命 茅渟海

 

↓摺出し鼻 左:馬

 

↓摺出し鼻 右:馬

関係者の皆様お疲れ様でした。飲み物ありがとうございました。また金網なしで撮れる機会があれば連絡ください。よろしくお願いします。

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