令和5年8月27日 藤井町地車修理入魂式・お披露目曳行
令和5年8月27日、藤井町地車の修理入魂式・お披露目曳行が行われました。ずっと本業のほうの仕事が忙しく、この2日間で4.5時間しか寝れていません。今日も朝1時30分に仕事が終わり、目が覚めたのが3時。ここでもう1回寝ると寝過ごすと思ったので準備して5時前に藤井町へ行きました。5時前と言うのに既にたくさんのギャラリーが集まっていました。さすが旧市の人気は凄いですね。
そんな中、Facebook友に声をかけていただき有利な条件で撮らせていただきました。
正面姿見。ちょど人がはけた一瞬があったので大急ぎで撮りました。
小屋の中に入れていただき、こちらも一瞬、人がはけたタイミングがありすかさず撮らせていただきました。
私が今メインで使ってるカメラがニコンのZ9。ちょうど1年前に買ったのですが、その後カメラのソフトウェアが数回バージョンアップしており、1年前より暗いところでのピントが合う速度が速くなり、かなり改善されました。フラッシュなしでもこれだけ明るく撮れました。
さっきの写真を撮った後、望遠レンズに付け替えたので、近くの距離はサブ機のD500で撮影しました。設定はカメラの先生リッチーさんに教えていただきました。教えてもらった設定に変更したらこちらも暗い場所でも明るく写るようになりました。リッチーさんに感謝!
藤井町は参加者が多いですね。青年団は100名以上いるそうです。私が青年団時代は200人越えの町もたくさんありましたが、今の時代で100人を超えるとこは珍しいです。
6時少し前ですが神社の敷地から出ました。
さあ、いよいよ出発です。
高さ3900mmは超えていると思います。
この後カメラはメイン機のZ9に持ち替えました。レンズは100-400を装着しています。汐かけで降りてくるところを臨海線を越えた辺りから狙う計画でしたが、本日、現場近くで警備している祭礼関係者に聞いてみると「コープ辺りで向きを変える」とのことでした。またしばらく待っていましたが、なかなか降りてこなかったので旧26号線辺りまで戻りました。
個人的にお気に入りの写真です。
向きを変え、戻ってきています。
これから岸和田天神宮に宮入をします。
宮入のやりまわしポイントは既に人が多いと思ったので諦め、境内の中で撮りました。6時30分に宮入しました。
7時少し前、反対側の鳥居から出てきました。
昔はこっち側から宮入してました。
後ろの旗はとったようです。
宮入後は一旦、自町へ帰っていきました。
自町から出てきました。カンカン場へ向かいます。若頭、楽しそうな笑顔してました。
青年団も同じく、楽しそうな笑顔で走っていました。
カンカン場は人が多いと思ったので、旧日通前のやりまわしを狙ってみました。
この後、だんじりはカンカン場をやりまわしして岸和田駅へと向かって行きました。
宮本町、上町も纏を出していました。藤井町の纏が来た時に纏を合わせました。
だんじりが駅前にやってきました。ひな壇には今回大修理を担当された泉谷棟梁が乗っていました。
駅前のやりまわし
子供の頃、この辺りに「愛染蔵(あぜくら)」という着物屋さんがあり、サンテレビが岸和田祭りを放送する時に広告を出していました。
町内曳行が始まりました。綱元が頭を下げて走っていました。
泉谷工務店の若い衆が小屋根に乗っていました。
自転車で隣の筋を爆走し、ファミマの辺りで追いつきました。
後梃子、ドンスに体重をかけて方向を微調整していました。
中学・高校の先輩
後ろにSAN PLAZAが見えます。南河内でサンプラと言えば生鮮スーパーですが、岸和田でサンプラと言えばスナックが集まったこのビルを指します。
8時頃、小屋近くまで戻ってきました。私の前を走って行きました。
向きを変えて戻ってきました。
小屋前にだんじりを据えました。
最後は万歳三唱で締めました。
今回の修理で変わったところ(一部)
彫り物は賢申堂様にて担当されました。
番号持ち
大屋根の正面の懸魚。(以前のものは大屋根の後面に移動)
赤色で囲った部分に「(上がり)藤」。河合さんのアイデアで全ての斗に対し彫られたそうです。
小屋根車板:冥界の盃、信長、光秀を訓戒
奥で馬に跨っているのが秀吉です。
この金具に紋を入れたのは泉谷工務店様にて対応されたそうです。
藤井町の関係者の皆様おめでとうございます。
最後になりましたが色々説明してくれたマニアの博士君。八木さんありがとうございました。