令和4年6月12日 古箕輪地車 飾り無し見学会(前編)

令和4年6月12日の午後からは東大阪市の「古箕輪地車 飾り無し見学会」に行ってきました。祭りや入魂式などの曳行を伴う記事を先にアップしたので公開が遅れてしまいました。お待たせしてすいませんでした。


私はフォトコンに応募したので13時から入れていただきました。というか実は15分前には現地に来ており、隣のセブンイレブンで少し時間をつぶし、5分前に会場入りしました。
ちょっと早かったのでまだ人もいなかったので急いで姿見を撮影しました。

正面(以降向きは正面からだんじりに向かって左右)

改修期間:令和三年十月三十一日~令和四年二月二十五日
搬入:令和四年二月二十六日
入魂:令和四年三月六日
元請大工:藤本工務店 藤本忠浩
彫刻責任者:木彫 古澤 古澤知貴

藤本工務店、木彫 古澤とも最近非常に流行っております。藤本工務店内に現在も複数のだんじりが修理に入っているようです。また木彫 古澤のほうも数年分の仕事は見えているようです。

姿見 左斜め前

姿見 左平方向

姿見 後正面

姿見 右平方向

姿見 右斜め前

綺麗になりましたよね。

まずは大屋根廻りから。
今回、大屋根の獅噛と懸魚と桁隠しを担当したのが「木彫 古澤」。今回の彫刻責任者が古澤氏です。たしかに見るからに、全体的にこれぞ古澤という細かい彫り物です。個人的には古澤師のこういった作風が好きです。

獅噛み

懸魚:鳳凰、車板:龍 

正面 懸魚:鳳凰

左桁隠:応龍

右桁隠:応龍

枡合 左

枡合 右

脇障子 左:獅子の子落とし(たぶん)

脇障子 右:竹に虎(たぶん)

後ろに廻ってみます。

小屋根廻りです。(以降向きは、後ろからだんじりに向かって左右)

今回、小屋根の獅噛と懸魚と桁隠しを担当したのが「木彫 松田」の松田師。古澤師とは同門弟弟子です。同門だけあって作風は似ております。以前のまま残した分と新しく彫り替えた部分がうまくマッチしています。

獅噛み

懸魚:麒麟

左桁隠:霊亀

右桁隠:霊亀

車板:獅子

枡合 左:獅子

枡合 右:獅子

腰廻りです。(以降向きは正面からだんじりに向かって左右)

泥幕 左前

泥幕 左後

泥幕 右前

泥幕 右後

後編へ続く

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