令和4年4月10日 菱木東地車昇魂式(清祓式~搬出編)
昇魂曳行が終わり10時20分過ぎから昇魂式(清祓式)が始まりました。
祝詞奏上
紙吹雪ではなく、鈴を鳴らしていました。天の岩戸開きのようです。
玉串奉奠
自治会会長がスピーチをしました。
このだんじりに深い想い入れがあるようで、最後にだんじりに向かって「ありがとうございました!」と叫んでいました。
この地車購入時に尽力された方がご挨拶されました。
この方もだんじりに深く頭を下げ「ありがとうございました」とお別れの挨拶をされていました。
小さな女子もだんじりに向かって「だんじり、バイバーイ」と声をかけていました。
菱木東の子供から大人まで幅広い世代に愛された地車だったんですね。
式典終了後は写真撮影などをして、最後の別れを惜しんでいました。
この後、コマ替えをしました。だんじりの土台を鉄骨で支え、その鉄骨を滑車で持ち上げることで、だんじり本体を浮かせてコマを変えていました。
コマ替えが終了しました。
13時少し前、いよいよ搬出のための移動です。
隣の筋にだんじりを入れました。
最後に惜別の鳴り物をしました。
箱棟を外しています。
隆匠の田中親方と隆匠の若手職人?
若手職人、搬出時に大活躍。よく働いてました。
だんじりを慎重に積載車に積み込みしています。
時々、後梃子をふって、コマの位置を微調整していました。
積み込み作業完了
嫁ぎ先の菱屋東の役員さんが引取りに来ていました。
拍手で見送くられています。
獅噛のダブルならぬ、田中のダブル。
若手職人はまるで騎手のような恰好でさって行きました。
今まで親しんできた、だんじりとのお別れは寂しいもんですね。
でも新しいだんじりが来るのも楽しみだと思います。関係者の皆様、お疲れ様でした。入魂式もタイミングが合えばいくつもりですのでよろしくお願いします。