神戸型幕式
宮入神社:保久良神社(小路八幡宮神社)
製作:明治二十五年新調
   昭和四年三月に約800円で芦屋市打出の細谷吉左右衛門氏より購入
   修復は4代目彫清 柳原清三郎。
   経路は灘区五毛⇒中島畳店を通じて芦屋市打出の細谷吉左右衛門⇒小路
   平成四年 屋根修理
   平成十三年 柱・虹梁・土呂台を新調
大工:平間勝利
彫師:井波の酒井宏

【男屋根廻り】
 拝懸魚:朱雀 隣懸魚:朱雀
 車板正面:宝珠をつかむ青龍
 車板右面:宝珠をつかむ青龍
 車板左面:牡丹に親子唐獅子
【女屋根廻り】
 拝懸魚:鷲に猿 隣懸魚:松に猿
 車板 三方:牡丹に親子唐獅子
【腰廻り】
 脇障子左右:梅に鴬、朱雀
 勾欄:牡丹に唐獅子
 土呂幕:波濤に兎、金太郎に熊、金太郎の鯉つかみ
 見送り幕は:義経八艘飛び、平景清錣引き、那須与一扇の的