令和6年3月8日 祭写楽散歩 Vol.55(冬の京都編)

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今年は辰年ということでFacebookやInstagramに龍の彫刻や天井画がアップされているのを見かけ、その時には行ってみたいと思いつつ、ついつい行くのを忘れていましたが、京都の特別拝観もそろそろ終わるということに気づき、急遽京都に行ってきました。今日は泉涌寺、大徳寺、相国寺と3か所周ってきました。

本日のスタートは泉涌寺から、泉涌寺は東福寺の駅から徒歩20分の距離にあり、最初に行き拝観開始時間に飛び込むのが効率と思い最初に行きました。そしてさらにホームページで調べてみると寺は9時から拝観可能ということなので、特別拝観前に泉涌寺の他の場所を見ておくのが一番時間の節約になると思い最初に行くことにしました。

ちなみに東福寺の駅近くには龍の彫刻で有名な瀧尾神社があります。実は1月上旬のニュースで瀧尾神社の龍の特別公開を1月5日のニュースで知り、1月6日に急遽行ってきました。その時に撮影したのがこの龍です。

真下にこれるのは辰年の年だけなにで12年に1回だそうです。ニュースでは特別拝観期間がそろそろ終わりと聞いていたのですが延長されているようで3月8日に前を通った時も公開されていました。

龍の顔をドアップで

で本日の第一目的先は泉涌寺。そこに向かう途中で即成院なるものを発見しました。

看板に「なすのよいち」の文字が書かれています。那須与一が扇の的を射るシーンはだんじり彫刻の題材になっています。

これがお墓の様です。

そして時間をつぶしながらゆっくと泉涌寺へ。やはり想定通りの展開でした。他のものを見ながら時間をつぶしました。こういった屋根を見るとだんじりを想像するのは私だけではないはずです。

勅使門。皇族方や天皇の勅使が来た時にあけられる門です。

菊の御紋が彫られています。

私は彫り物に詳しくないのですが、こういった彫り方は難しいんですかね?

休憩所にあった募金箱。木製でした。

そして10時になり、舎利殿に入り、天井の狩野山雪作の「雲龍図」を見ました。残念ながら(当然ですが)撮影禁止なので撮影はしておりません。この目にしっかりと焼き付けてきました。たしかに下で手を打つと龍が鳴いていました。

続いて隣の雲龍院へ

「悟り」の円窓

「迷い」の四角い窓

蓮華の間。障子の窓を除くと椿、灯篭、紅葉、松が見えました。

建物内から見る庭に赴きがありました。

菊の御紋をイメージしているのでしょうか。

墨で描かれた「双龍風雷図」や木彫りの「走り大黒天」がありましたがこちらも撮影禁止。目に焼き付けてきました。

以上で泉涌寺を後にしました。

次に向かったのが大徳寺

これまた立派なだんじり型の屋根。この屋根を乗せるとなるかかなり巨大なだんじりですね。北河内型より大きいだんじりになるかと思います。

山門。天正17年(1589)に千利休によって二階部分が増築され金毛閣と名付けられました。堂内に安置した利休像が草履を履いており、天皇や秀吉を利休の草履の下を通らせるのかということから秀吉の怒りをかい、利休自決の一因となったと言われているそうです。

まず大徳寺の法堂と仏殿を拝観しました。法堂の天井には狩野探幽筆の「雲龍図」がありました。こちらも下で手を叩くといい音で反響していました。堂内どこから龍を見ても龍と目があうように描かれていました。不思議ですねどういう風に描くとそのように見えるのでしょうか。

ここからが大徳寺龍源院です。

見事な庭園です、石砂利をこのような形にするの大変そうですよね。風が強い日とか崩れないんでしょうか?甲子園の阪神園芸のような神業をもっているのかも。

ここでは障子の龍は撮影できました。江戸時代に描かれた作者不詳の襖絵「龍と波」基本建物内は撮影禁止の場所が多いのですが珍しいですね。作者不詳だから撮影できるのでしょうね。これが有名人作なら撮影禁止になるんでしょうね。

普段は非公開の開祖堂も公開されていました。

天井の龍は撮影可能でした。

こちらは比較的新しく、昭和35年作庭の枯山水

次は移動して相国寺へ。相国寺と言えば伊藤若冲。なんでも鑑定団でだいたい若冲の絵がでてくると偽物ですが、ここには本物があります(もちろん撮影禁止です)

まずは慈雲院に行ってきました。いいものは撮影禁止なのでここでは撮影できませんでした。

次に本堂へ天井には狩野光信筆の蟠龍図がありました。ここに限らず天井に描かれてる絵は下で書いて完成品を天井につけるのではなく、天井に板を張り付けた後、作業用に台を用意して仰向けになって書いたそうです。絵具が落ちてくる中で書いたそうです。

次に方丈へ行きました。白象図が撮影できました。

方丈と本堂が一直線に並ぶ作りになっています。

趣がありました。

いかにも昔の日本の寺という雰囲気ですよね。こういう雰囲気が味わえるのは寺しかないですね。

そしてこの日の京の冬の旅(寺社仏閣巡り)のラストは光源院へ

十二支の庭。でも十二支を前面にだして売り出してるのは比較的最近のようです。

ここで15時30分となりました。特別拝観は16時受付16時30終了だったので無理したらもう一か所は周れるかもしれませんでしたがせわしなくなるのでここで終了しました。ちなみに同じ寺でも建物が違うと拝観料がとられます。1か所基本800円です。結構出費します。

そして帰りは淀で途中下車しました。当たり馬券を換金しにといいたいとこですがそうではなく

たまたま行きの電車の車窓から綺麗な桜が見えてので行ってみました。淀の河津桜だそうです。有名なようです。

掲示板が壊れてたので額縁イメージで撮ってみました。

陽が落ちてきたので、マイブームの光芒作成。

ちらほらモデルを連れて撮影してる人を見かけました。なるほどその手があったか。

ということでこの日は3万歩以上あるきました。でも体重が少し増えたのはここだけの秘密にしておいてください。なんでだろう?

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